トレランライフ

 
 

トレランが「人生を変えた」ノンフィクションストーリー

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「トレラン係長!山下登!」

登場人物:山下登(やました のぼる)
30歳2児の父親。都内に住む大手食品会社の係長。部下は3人。上司は家庭を顧みないレガシー型。毎日仕事と家事の手伝いだけで精一杯。昔やっていた趣味のマラソンも子供が出来てからはやっていない。少しずつ心が擦り減り、今の生活に疑問を持ち始める。

鬼河原 鉄尾(おにがわら てつお)
45歳独身。山下の直属の上司で営業部長。とにかく年中仕事をしまくる高度経済成長を駆け抜けたレガシー型の上司。「24時間働け!」を合言葉に部下をがむしゃらに働かす。趣味は仕事と部下を飲みにつれていき説教すること。

プロローグ

ある日の午後、携帯で上司と話しをしている山下登。

鬼河原部長「おい!山下!例のプレゼン資料の進捗はどうだ?」
山下登「あっ、はい!その件ですが、、実はまだ半分ぐらいしか進んでなくて、、」
鬼河原部長「なんだと!プレゼンは来週の月曜日だぞ!何としても間に合わせろ!」
山下登「はっ、はい!でも他にちょっとしたトラブルがあり、プレゼン資料の作成が難しいかもしれません。」
鬼河原部長「そんなことは知らん!徹夜してでも休日出勤してでも資料を作り上げろ!いいな!」
ガチャ、、、(受話器を激しく切る鬼河原)
山下登「まじかよー。これじゃあまた終電まで残業確定だな。はぁ~。」
また携帯の着信音が。
山下登「はい!○○食品の山下です」
鈴木「あー、山下さんですよね。○○スーパーでバイヤーをしている鈴木です。ご無沙汰しています。」
山下登「鈴木さん!ご無沙汰しています。何かございましたでしょうか。」
鈴木「実は、、、御社から納品頂いた食品に不良品が混ざっておりまして、お客様からクレームが入ったんです。」
山下登「えっ!それって先日納品した新商品ですよね。」
鈴木「はい。そうです。スーパー側としても新商品なので力を入れてプロモーションをしていた商品だったのでとても残念で。」
山下登「たっ、たいへん申し訳ございません!至急対応します!!」
鈴木「来週の月曜日に役員会議があるから、それまでに御社の対応策を提案ください。それまではこちらで顧客対応します。」
山下登「はい!承知しました。本当にご迷惑をお掛けし申し訳ございませんでした。」
プツッ(携帯が切れる)

山下登「はー、これで今週も休日出勤確定だな。。。もう最悪だ。なかなか家にも帰れないし、もう精神的にも肉体的にも限界だ。。。だからと言って会社を辞める勇気もないし。」

消耗戦

その日も終電で帰宅。翌朝妻と休日出勤のことを話す山下登。

山下登「ごめん幸子。今週の土日も休日出勤になりそうなんだ。」
幸子「そうなんだ、、、大変なんだね仕事の方」
山下登「うん。結構メンタルキツイなー」
幸子「あんまり無理しないでね。もし限界なら転職も考えていいと思うよ」
山下登「ありがとう。でもせっかく入った大企業だし、もうしばらく頑張ってみるよ」
幸子「うん、、、そういえば登、最近ジョギングしてないね。気晴らしに少しジョギングしてみたらどう?」
山下登「ジョギングかー。たしかに子供が生まれてからやめたっきりだな。でも今は精神的にもそんな気になれないよ。ごめん」
幸子「そっかー、あんまり根詰めすぎないようにね。」
山下登「ありがとう」

トレランとの出会い

忙しく外回り営業をしている山下登は、とある書店である雑誌を見つけた。

山下登「ん!?トレイルランナー?」

初めて知るトレランに興味が湧いた。

山下登「次の商談までまだ時間があるからちょっと見てみようかな。」

初めて見るトレランの記事に鼓動が高まってくるのを感じた。

山下登「なんか楽しそうだな。。」

自宅に帰り妻の幸子に話す。

山下登「今日、取引先の近くの書店でこんな雑誌見つけたんだ。トレランって知ってる?」
幸子「知ってるよ」
山下登「えっ、なんで知ってるの?」
幸子「友達がトレラン好きだから、よく話しを聞くよ」
山下登「そうなんだ。ちょっと面白そうだなーって思って」
幸子「登、もしよかったら明後日の土曜日の午前中に走りに行ってきたら?午前中だけならなんとか都合つけられるんじゃない」
山下登「そうだなー、なんか仕事もあまり手がつかないし、気晴らしに行ってみようかな」
幸子「ちょうど、ここから1時間ぐらいのところにある大山に行ってみたら?あの山なら私でも登ったことがあるから、久しぶりに走る登でも大丈夫じゃないかな」
山下登「ありがとう!早速あさって行ってみるよ」

いざ山へ

土曜日の朝、山下登は不思議と朝早く目覚めた。

山下登「さあ、身体は疲れてるけどせっかくだからトレランしにいこう」

山下登「こんな早起きして出かけるなんて久しぶりだな。教えてくれた幸子に感謝しないと。」

山下登は少しずつ心がわくわくしてくるのを心地よく感じていた。

山下登「さあついたぞ!早速出発だ!」

変貌

山下登は重い足取りで走り出したが、少しずつ走るペースが上がってきているのを感じている。

山下登「あれっ!?5年ぶりに走るのになんだか楽しい。それに森の中を走るってメチャクチャ気持ちがいい。なんだかどんどんわくわくしてきた。いっそのこと、雑誌で書いてあった通り、下りをリズミカルに走ってみようかな」

山下登は、トレラン初心者の心構えを守りつつ、初めてトレランで下りをリズミカルに走りはじめた。

山下登「おーーーー!なんかすごいぞーーーー!メチャクチャ楽しいーーーー!!」

山下登は、5年ぶりのブランクをものともせず、2時間のトレランを終えた。

山下登「すごい!2時間わくわくドキドキしっ放しだった。こんなに胸が躍るなんて生まれて初めてだ。」

山下登の顔はすっかり生き生きとみちがえり、満足感、自信、すがすがしさがはっきりうかがえた。そして、お昼過ぎに自宅へ帰宅する。

山下登「ただいまー!!」
幸子「あっ、おかえりー!登が大きな声でただいまーって言うの初めて聞いたよ」
山下登「ひどいなー、俺だってそれぐらいの声出るんだから」
幸子「なんか登、、、別人みたい。この前死にそうな顔で「会社辞めたい」って言ってた登じゃないみたい」
山下登「幸子!トレランってすごい。最高だね。特に下りを走っている時なんて野生動物になったみたいだったよ。気づいたら「おーーー!」って叫んでたたんだ。自分でもびっくりしたよ」
幸子「えっ、登が雄たけびあげたの?信じられない!!」
山下登「そうなんだ。なんだか心の中にあった黒いモヤモヤが全部吹き飛んでなくなった感じ。しかも、今の自分ならなんでも出来るって気持ちになってる。トレランって本当にすごいよ」
幸子「よ、よかったね登。でもあんまり無理しないでね。5年も走ってなかったんだから」
山下登「そうだな。また来月ぐらい走りに行ってもいいかな?」
幸子「もちろんよ。応援するわ。登がこんなに喜んでくれるなら!」

いつもの山下登は消え、好奇心と自信に満ち溢れた山下登に返信した。いつもの休日出勤ならダラダラと終電近くまで仕事をしていたが、夕食までに仕事を終え自宅に帰ってきた。

別人

山下登「ただいまー!」
幸子「えっ、どうしたの?早かったのね」
山下登「そうなんだ。いつもよりどんどん仕事が片付いてね。自分でもびっくりしてるよ」
幸子「すごいじゃない。これもトレラン効果なのかもね」
山下登「うん、そうだと思う。本当走ってきてよかったと思うよ」

トレラン係長の誕生

そして、月曜日に出社する山下登

山下登「おはようございます。鬼河原部長!」
鬼河原鉄尾「おっ、おはよう。。。おまえ山下だよな。なんか別人みたいだぞ。仕事しすぎて頭がおかしくなったのか?」
山下登「何言ってるんですか。いつもの私ですよ!」
鬼河原鉄尾「おお、そうか。。。それはそうとプレゼン資料は出来てるんだろうなー!」
山下登「はい部長。すでに出来てますよ。はい!これです。目を通していただけますか?」
鬼河原鉄尾「うん。。ん!?いつもの山下らしくないプレゼン資料だな。なんだか自社の商品の語り口が自信に満ちてるな。ようやくわかってきてくれたようだなあ山下係長」
山下登「はい。ありがとうございます。それではこれからプレゼンとトラブル対応へ行ってきます」
鬼河原鉄尾「頼んだぞ!!」

すっかり自信を取り戻した山下登のプレゼンで、商談は見事成立。先週問題がった取引先との不良品対応も無事乗り切り良い関係を継続することができた。

山下登「これもすべてトレランのおかげだな。よし、これからも定期的にトレランを続けよう。そして、これからの自分の人生についてもしっかり考えてみよう!!なんか生きることが楽しくなってきた!!」

エピローグ

山下登は、トレランを始めたことによって大きく変貌した。以前は帰宅後もただ寝るだけの生活をしていたが、今では19時には自宅に帰り、家族で食事をした後、オンラインセミナーを受け自分のスキルアップにも励んでいる。トレイルランはそんな活力のある生活をプレゼントしてくれた。

山下登「本当にトレランを始めてよかった」

 

著者:小川 稔
編集:小川 稔

 

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横浜市から高知市へ35歳で移住した田舎暮らしに憧れる編集長の小川みのる(@Twitter)です。1部上場企業を退職。家族の介護の為に高知へ。「高知らしさ」をライフワークにし、多くの「高知らしさ」を残すのが目標。高知市のウェブジャーナル「高知。おまちRASHISA」編集長。代表小川みのるのプロフィールはこちら

 





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