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元ジムのインストラクター兼カウンセリングを行っていた小川みのるです。過去10年で1500名以上のジム入会希望者へカウンセリングを行ってきました。その経験をふまえ、皆さんに活力あふれる体作りに必要な知識や方法をお伝えしていきたいと思います。
今回のキーワードは「ジョギング」です。ダイエットといえば「食事制限」とおなじぐらい「ジョギング」をしているひとが多いと思います。実際、わたしがカウンセリングをしたお客様の多くは「食事制限・ジョギング」の2つを実践したという方が多かったです。
しかし、食事制限もジョギングも長続きせず、ダイエットを断念された方が非常におおかった印象があります。
ということで、今回は「ジョギング」についてお話をしたいと思います。「なぜジョギングが続かないのか」、「なぜジョギングしないひとはダイエット失敗するのか」。この2点についてご紹介したいと思います。
目次
ダイエットに「ジョギング」が絶対に必要な3つの理由
「ダイエットにジョギングは必要ない」というダイエット本やウェブサイトの記事がたくさんあります。実際、ジョギングだけで1キロ痩せようとすれば7000kcal分走らなければなりません。7000kcalといえばフルマラソン(42.195km)を1回走るぐらいの長さです。
「フルマラソン1回走ってたった1kgかー」って思いますよね。この計算だけ聞くと「ジョギングはめんどくさい」と思ってしまうのもわかります。しかし、ダイエットで必要なジョギングの効果は、ただ単にカロリー消費だけではないのです。それ以外にとても大きな効果があるのです。
今回はその3つのジョギングの効果を紹介いたします。
①自律神経が整い「暴飲暴食」がなくなる
仕事が忙しくストレスが溜まると寝れなくなります。または良質の睡眠がとれず朝起きても体の疲れが取れないなんてこともあるのではないでしょうか。このストレスが原因で寝れない理由は「自律神経」の「交感神経」が優位になってしまっているからなのです。
簡単にいうと「交感神経」とは、心拍数や体温が上昇することにより体を活動しやすい状況にしてくれます。「副交感神経」は、心拍数や体温を下げることで体を休める状況にしてくれるのです。
ストレスは「交感神経」を刺激してしまうので、睡眠時にストレスが溜まりすぎている状況だと、交感神経が優位になりいつまでも体が「興奮」した状態になってしまうのです。ぐっすり寝れるわけではないのです。
そして、その睡眠不足はなんと「暴飲暴食」を引き起こしてしまうのです。詳しいメカニズムについてはこちらの記事をご覧ください。
適度なジョギングをすると、副交感神経が優位な状況にしてくれるのです。ひとによってジョギングする時間による効果は変わってきますが、おおよそ20分ぐらいがよいと思います。
結果的に、ストレスと睡眠不足が解消されると「暴飲暴食」の引き金となるスイッチが入らないのです。ジョギングは毎日の食欲をコントロールしてくれるとても大切な役割を果たしてくれるのです。
②軽いジョギングで脂肪をエネルギーとして燃やしてくれる
ジョギングをすることでカロリーが消費されることを知らないひとはいないでしょう。しかし、ジョギングの強度によってエネルギーの源となるものが違ってくるということを知っている人は少ないのです。
結論からいいます。多くの脂肪をエネルギーとして使用したいなら、ジョギングの運動強度は軽くしないといけません。今日は調子がいいからいつもより運動強度を強くすると、エネルギー源が脂肪から炭水化物へと割合が変わっていってしまうのです。
ひとが家で安静にしているときのエネルギー生産メカニズムは酸化機構です。エネルギーの材料は脂肪が7割、炭水化物が3割です。この酸化機構というエネルギーのメカニズムは、安静時から軽い運動のときに使われるものなのです。
そのメカニズムを上手に使うということは、体の脂肪を効率よく燃やしてくれるということなのです。したがって、ジョギングをするときは「気持ちが良い」と感じる程度がポイントとなります。
③ジョギングによる爽快感によりダイエットが続けやすい
ジョギングをしたときの爽快感は気持ちがいいものですよね。天気のよい日や早朝などに走るとさらに気持ちが良いものです。
ジョギングの良い点は、爽快感を感じられるため「また走りたい」という気持ちになるということです。この爽快感は脳内で分泌される物質によるものです。ひとはこれらの快感を「また味わいたい」と思うようにできています。
したがって、ジョギングは比較的続けやすいものなのです。しかし、あまりに強度が強すぎて「きつい」と感じると逆効果になります。あくまで気持ちよさを感じる程度が理想ですね。
さいごに:ジョギングのコストパフォーマンスは高い
わたしは1500名以上のカウンセリング経験から、ダイエットで失敗するひとの傾向を分析しました。ダイエットで失敗するひとの共通点として、ストレスをためて暴飲暴食にしダイエットをあきらめるという流れです。
1500名以上の話を聞いた結果なので間違いないと思います。
ストレスをためず、気持ちよくジョギングをすることで、ダイエットの成功率は高くなります。なによりお金がかからないにも関わらず効果が高いということです。半端ないコストパフォーマンスをたたき出してくれるのです。
ジョギングの効果のまとめ |
1、ストレス解消により自律神経がととのう。それにより睡眠不足が解消され食欲が適正になる。 2、ジョギングによりカロリーが消費される。 3、ジョギングによる爽快感がダイエットを長続きさせてくれる |
まだダイエットでジョギングを試したことがない方はぜひ始めてみてください。ダイエットの成功を願っています。頑張ってくださいね。
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横浜市から高知市へ35歳で移住した田舎暮らしに憧れる編集長の小川みのる(@Twitter)です。1部上場企業を退職。家族の介護の為に高知へ。「高知らしさ」をライフワークにし、多くの「高知らしさ」を残すのが目標。高知市のウェブジャーナル「高知。おまちRASHISA」編集長。代表小川みのるのプロフィールはこちら